コラム

column

依頼前にチェック!剪定と伐採の違いとは

こんにちは!埼玉県上尾市に拠点を構え、造園工事と公共施設に設置された緑地の管理
に従事しております株式会社植忠造園です。
剪定を含む造園工事業界には、似た意味合いを持つ言葉が多数存在します。
そこで今回のコラムでは、相違点が分かりにくい剪定と伐採の違いについてお伝えします。

生産観点


生産観点に着目した剪定と伐採の違いを順にご説明します。
伐採は、老朽化している木を根本から切断し、母数を減らすことが役割です。
その上で一本一本に栄養が行き届くように整えられ、より優れた木々を生産していく目的があります。
そのため、伐採の作業は、木々の生産を図るために木々を切る作業が発生するのです。
一方剪定は、葉や木々の成長をコントロールし景観を保つために行われます。
あくまで数を減らすのではなく、メンテナンスの意味合いを含んだ言葉になります。

除去観点

除去観点における剪定と採伐は、あくまで基本的に刃物を使用するということに関しては共通しています。
伐採は、林業であれば林木の生産を目的としているのです。
庭木や街路樹の伐採は、除去のために行います。
つまり、生産性を図るための除去または、景観を保つための除去の意味合いで伐採は使用されます。
一方剪定は、木の形成や成長のコントロールを目的として葉や木々を整えるので、切るという作業は必要ありません。
そのため、除去の観点からみた相違点は、切る作業が発生するか否かの違いになるでしょう。

整備観点

整備観点に着目した相違点をお伝えします。
まず伐採に関しては、木々を切断することが発生するので、今まで塞がっていた道路が開通するイメージです。
つまり、伐採を行ったことにより、以前木々が生えていたところには何もなくなってしまいます。
一方剪定は、切断ではなくメンテナンスの意味が含まれているため、道が開通されるというよりは、その場に設置されているものを、より通りやすい仕様に変更するイメージです。
このように、剪定と伐採にはさまざまな違いがあります。

造園工事に関するお見積もりは無料です


弊社では埼玉県さいたま市などの近隣エリアにおいて、緑地管理や造園工事に纏わるご依頼を募集中です!
メンテナンスが行き届いている場所は、とても美しく風情があります。
緑や自然も私たちと同様に生きているので、日々のメンテナンスはとても重要だといえるでしょう。
はじめてのご依頼で不明点などもあるかと思いますので、気軽にご相談ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。